淋菌性咽頭炎の症例
疾病名
淋菌性咽頭炎
キーワード
淋菌性咽頭炎性感染症
年齢
50歳代
性別
男性
主訴
咽頭痛
現病歴
8/14より咽頭痛あり、8/16に当院受診。経口摂取は問題なし。過去に扁桃炎を繰り返したことがあったが、最近はなかった。
8/10に風俗に行った。
8/10に風俗に行った。
既往歴
特になし
造影剤アレルギーあり
造影剤アレルギーあり
診察所見
両側口蓋扁桃の腫大あり 陰窩に乾酪様物質の貯留あり(図1)
頸部リンパ節腫脹なし
頸部リンパ節腫脹なし
検査結果
血液検査:尿素窒素 13.0 mg/dL クレアチニン 0.82 mg/dL CRP定量 3.10 mg/dL梅毒定性 TP抗体 (-) 赤血球数 538 ×10^4/μL 白血球数 69 ×10^2/μL Hb 15.3 g/dL 血小板数 27.3 ×10^4/μL
うがい液核酸検査:淋 菌 陽性、クラミジア 陰性
うがい液核酸検査:淋 菌 陽性、クラミジア 陰性
臨床経過
初診時は淋菌やクラミジアの可能性が否定できないものの、通常の急性扁桃炎として対応。amoxicillin 750mg/dayを処方。8/23の再診時にうがい液から淋菌核酸陽性の結果がでており、同日および8/24にceftriaxon2gをそれぞれ経静脈的投与。
治療から2週間後の9/6に再診で、この時点では咽頭痛は改善。うがい液の淋菌核酸検査で陰性を確認し、終診とした。
治療から2週間後の9/6に再診で、この時点では咽頭痛は改善。うがい液の淋菌核酸検査で陰性を確認し、終診とした。
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